【600万部→200万部割れ】JUMPが売れないと騒ぐサイトが多いが十分に健闘している件【いや凄いって】

【600万部→200万部割れ】JUMPが売れないと騒ぐサイトが多いが十分に健闘している件【いや凄いって】

週刊少年ジャンプのWebサイト

日本雑誌協会が5月16日公表した1~3月の平均印刷部数によると、週刊少年ジャンプは2016年10~12月平均から約9万部減った。ピークの1994年には公称ながら653万部を発行しており、当時から3分の1以下に落ち込んだことになる。

「週刊少年マガジン」(講談社)は16年7~9月に100万部を割り込んでおり、1~3月は96万4158部だった。「週刊少年サンデー」(小学館)は31万9667部だった。(ITmedia ビジネスオンライン

さて、このコミックユーザーがスマホ閲覧に移行していく事の象徴的なニュースは、
「JUMP世代」と言われるオッサン世代にはよほど衝撃的な出来事らしく、
多くのブログメディアで転載されております。

しかしながら、そもそも紙媒体の衰退は、
漫画雑誌にかぎらず、かなり深刻な割合で進んでおり、
個人的にはいよいよ書店のあり方や中堅出版社の合併や業種替え、
様々な他業種とのコラボや淘汰が加速すると思っています。

むしろ、こうした時代背景の中で「少年ジャンプ」は紙媒体として健闘している方です。

少年ジャンプ600万部のココロは、
マンガ表現が本当に自由で、
大人からも子供からも愛される作りができた頃のレジェンド。

実際、敏腕編集人ドクターマシリトは、
少年ジャンプから大人を切り出し、
当時の少年たちにとって最も主要コンテンツであったゲーム業界と結びつき、
集約されていた客層(世代)を分散させ(ヤングジャンプ、ビジネスジャンプ、他)、
コミック&ゲーム&アニメコンテンツそのものを爆発的に伸ばして
国内どころか世界的に飛躍させることに成功しています。

そうした、時代の機微を読む集英社だからこそ、
ジャンプは「まだ」190万部売れているのです。

紙媒体のマーケットに詳しい方なら周知だと思いますが、
既に本は「女性」のものになっています。
男は紙の本を読まなくなってきているのです。

しかし、少年ジャンプは「女性」を取り込むことに成功しています。

ジャンプフェスタなどのイベントでは、
声優人気もありますが、
とにかく女性だらけであることは有名です。

だから、単純に表の数字だけを見て「ジャンプも落ちたもんだなぁ」
とぼやく記事やブログが多いですが、
いやいや、ジャンプは凄いですって、まじで。
と、心の中で突っ込んでいます。

純粋にお金の面だけで見れば、メディアの変遷期にあって、
やはり苦しい面はあるでしょうが、
それでも育んでいるコンテンツ資産が半端ない。
ジャンププラスや隣のヤングジャンプなども、
スマホ時代になっていよいよ花咲くことになるでしょう。

もっと言えば、漫画はまだ救いがありますが、
本、小説、映画などの他メディア・コンテンツは
特に日本映画は、もうどうしたらよいもんかと
無関係ながら要らぬ心配してしまうほどであります。
(もうYouTuberやるしかなくなるのではないかしら。。。)

 

 

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