【まじめにどうしましょう】世代間格差の正体~若者って本当に損なの?【厚生労働省】

【まじめにどうしましょう】世代間格差の正体~若者って本当に損なの?【厚生労働省】

炎上騒ぎとなった、厚労省のWeb漫画

最近一部ネットで話題になっている「世代間格差」について、
厚労省の見解を説明したWeb漫画です。

一緒に検証!公的年金「世代間格差の正体~若者って本当に損なの?」より
http://www.mhlw.go.jp/nenkinkenshou/verification/verification_03.html
この「マンガでわかる」シリーズ、
コンテンツ的にはそれなりのボリュームがあり、
見ごたえは十分です。
キャラも個性がありますし、画力もまあまあ、
ただ、どうしてもオチに政治色がでるので、
それこそ、いろんな感想がでてしまいます。

個人的な所感で恐縮ですが、
この漫画を読んで今の年金制度を素直に受け入れられる
現役世代は少ないかもしれません。

実際、一部ネット界隈では識者の批判で
ちょっとした炎上騒ぎになっています。

・年金の「世代間格差」、本当にないのか 厚労省年金マンガに「色々ひどい」と反発
https://www.j-cast.com/2015/01/14225205.html
・厚労省が出した年金マンガが予想以上にひどいと話題に
https://togetter.com/li/769480
・厚生労働省が年金の世代間格差を正当化するマンガを公表
http://hamusoku.com/archives/8686695.html
・厚労省「世代間格差の正体~若者って本当に損なの?」を擁護してみる
https://togetter.com/li/770211

なにが現役世代を怒らせているのか?

さて、このマンガの目的は、
厚労省の年金世代間格差の現実に対し、
取り組みや考え方を理解してもらうというものです。
しかし、各所に「アクロバティック理論」が展開されています。
むしろ、このあたりを楽しむというスタンスもありかもしれません。
(現役世代としてはちと胸糞悪いけど)

個人的に気になっている点は、
厚労省が格差を認めなければならない論拠として、

1:今の年金世代は公的年金が充実していない親の面倒を見てきた。
だから大変だったから年金が余分でも良い。

2:今のお年寄りは日本を発展させてきた。若い人はその恩恵を受けている。
だから若い人はその分年金が少なくても仕方がない。

3:(逆ギレ気味)じゃあ公的年金がなかったら
今のお年寄りはどうやって暮せばいいのさ?

という風におっしゃっています。
おまけに、だから女子は子作りに邁進するために合コンしましょうと、
一部フェミの怒りに油を注ぐようなオチまでw

いちいち反論していけばきりがありませんが、

1:厚労省は2世帯、3世帯住居を我慢しなければならないネガティブ要因と
決めつけていますが、むしろ昔の場合、サザエさんではないけど、持ち家や
資産、事業メリットなどの授与、相続、共有、
また、家事についても世代ごとの分担機能があったり、
そもそも昔の自宅介護老人の方が過剰な「延命」の考え方が少なく、
寝たきり老人を何年も面倒を見るというケースは
今の貧困ビジネス的老人ホームや歪んだ年金システムが
増長させているという面もあると思うのです。

2:果たして現役世代が受けているのは恩恵だけでしょうか?
十分負債や社会問題、功罪あるのではないでしょうか? そもそも、
社会や生活を向上させるという基本的な人間の行動摂理になぜ世代功績の議論を
持ち出すのでしょうか? 今の若者が後の世に役立つような社会貢献を
していないというのでしょうか?

3:コレ言い出すなら、お役人さん、高い給料もらっている意味ないですね。
貧乏人には大した考えが浮かびませんが、
それでも、社会保障の現物支給などの効率化、ベーシックインカムの検討、
「今、逃げ切りすればいい」ということではなく、現役年金両世代ともに、
未来の日本のためにすべきことを考えていかないと、とか思うわけです。

おなじみ「いらすとや」さんの風刺

このTV番組キャプチャも有名ですね。

自分なんかは「生涯死ぬまで働くんだろうな」と思っています。
働けなくなったら死ぬんだろうな、と。
そういう風に考えている現役世代は少なくないとも思います。

だったらせめて、納得の行く、
日本の未来を見据えた年金制度であって欲しい、、、
などと、貧乏人(しつこい?)なりに思うのです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

格差社会と公共政策 [ 鎌田繁則 ]
価格:3024円(税込、送料無料) (2017/5/11時点)

人気の記事