【コラム】マンガでニュース解説はなぜ苦戦するのか

【コラム】マンガでニュース解説はなぜ苦戦するのか

まんがニュースサイトの超大手「毎日まんがニュース」配信停止

3月いっぱいをもって、毎日新聞社が提供していた「毎日まんがニュース」のリリースが終わります。
非常に残念ですが、同サイトによれば、4月末くらいまでは過去のまんがが閲覧可能なようです。
漫画は約1000本、「コトバ」は400本以上、図解は300本以上公開してきたそうなので、
読み応えあると思います。是非チェックして下さい。

「毎日まんがニュース」はこちら。

さて、日本のマンガ購読量、日々のコンテンツ生産量は半端ではなく、
子供から大人、老人まで、マンガは読まれます。

当サイトでもさまざまな新作をフォローしておりますが、
管理人が趣味でやっている以上、すべてのマンガ更新情報を掲載するのは、
事実上不可能です。そこで「これは(いろいろな意味で)面白い」という管理人の独自の偏見で、
情報を掲載させていただいております。

そうしたネット徘徊中にも「ニュース」を取り扱うマンガに出くわすことは多々あります。

ネットコンテンツとしては「時事性」があったり「検索を多くされてる」事象について、
コミックで書くというのはコンテンツ力(集客効果)が高いようにも思います。
しかし、個人的な見解になってしまいますが、多くの場合、
企画者の期待するほどの効果が現れていないように思います。

ニュースまんがを学習教材の延長で作っていないか?

私自身は、学校に置いてある学習漫画が大好きな人間でしたし、
こと「歴史」の授業が、そこそこ人より秀でていたのは、まんが参考書のおかげでした。
でも、まんが参考書から週刊少年漫画を読むようになって、当然のように
そちらに流れてしまいました。
いわゆる「商業漫画」というのは、作者が「飽きられたら終わり」のガチンコ勝負の中で、
魂を削りながら「面白いマンガ」を作っております。作品を作る上での第1優先事項なのです。

対して学習漫画は「歴史を学ぶこと」「学習のためになること」が最優先です。
極端な話「面白く」して学習を疎かにしてはならないわけです。

そこで「ニュースまんが」ですが、おそらく多くの提供会社さんのコンセプトは、
「ニュースをわかってもらう」ことを主眼においていると思います。
これではコンテンツ力に乏しいですよね。
学校図書館での読書の時間に漫画週刊誌が読めないから仕方なく読んだ学習漫画とは違い、
手にとってもらえる機会が少ないように私は思います。

逆なんだと思うんですよ。
例えば、
「ナニワ金融道」を読んで金融の事がわかったり、
「花の慶次」を読んで上杉家の事がわかったり、
「乙嫁語り」を読んで中央アジアの風土がわかったり、
「刃牙」を読んで肉体強化についてのメソッドを得たり、

作者が魂を込めて作った「面白い」コンテンツが、
例えば囲碁の学習人口を増やしたり、
料理についての意識をもったりするわけです。

面白いニュースまんがが読みたいのだぁぁぁぁ

ですから、今の時勢をまんがで知りたいという欲求があるにしても、
「面白い」事が前提なんだと思います。

さて「じゃあ、どんなのがあるのさ!!」とか言われそうなので、
管理人オススメの「ニュース(今)が学べる(と思う)まんが」作品を
ほんのちょっと(とか言って3作)ご紹介します。
もちろんタダ読み(お試し)ありですよ!!

空母いぶき(かわぐちかいじ)

かわぐちかいじが描く
海上自衛隊最大の艦が、今発進する――

めまぐるしく変化する世界情勢。
近隣国の軍事力増強、海底資源問題、

災害救助、海底輸送、海上秩序維持、
島嶼とうしょ防衛―――
(BIG3NET)

このまんがをチェック

 

ゴルゴ13 (さいとう・たかを)

国籍・年齢・本名すべてが不明の超A級スナイパー!
1968年10月(1969年1月号)から雑誌に連載開始。以来一度も休載せず、現在も「ビッグコミック(小学館)」にて好評連載中。(さいとう・プロダクション公式サイト)
このまんがをチェック

 

疾風の勇人(大和田秀樹)

これは、「今の日本」をつくった男の物語。
焦土と化していた終戦直後の日本。
高度経済成長を推進した政治家・池田勇人を軸に戦後史を描く、いまだかつてない政治大河ドラマ!!

針路、所得倍増。驀進せよ、戦後日本!(モーニングWeb)このまんがをチェック

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